稽古最終日
こんにちは石塚です。
書きたくなったので、
また書かせて頂きました。
今日はタイトル通り、
稽古最終日でした。
"この時期"
というのでしょうか…
稽古期間の後半になると、
共演者の仕種に
ドキッとする時があります。
例えば休憩時間中に
お芝居の相談等をしている
ふとした瞬間、
その役である"人間"としか見えない仕種を、しているのです。
「あっ、今、あの人だった。」
と、ひっそり感じる瞬間が
私はとても好きで、
素敵だと思います。
私は、そういった瞬間、
あったのでしょうか。
話が変わりますが、
稽古最終日の日記を書く前
「あれを書こう」やら
「それを書こう」と
頭にあったのですが、
…何を書いたら良いのか
分からなくなりました。
私の役である彼女の事、
彼女と関わる人達の事。
思う事が沢山あり過ぎて、
私は、彼女の気持ちを
真の意味で分かってあげる事は
出来たのでしょうか。
1ヶ月半、彼女と過ごして
私は彼女に何が出来たのか、
それを本番で表現することが出来たら、とても素敵なことだと思います。
座長がおっしゃっていた、
「もう二度と過ごせないし、
もう二度と無い、
ただ一度きりの一日」
それを共演者の方と
1ヶ月半という時間を掛けて、
その一日の内の、90分を表現します。
あられもないマラルディの角度
もう、始まります。