牛
今度のブログは、劇団 川上風情に所属してます川上憲心が書きます。
よろしくお願いいたします。
自己紹介とか苦手なので最後に写真とか載っけておけばいいかなと思い ました。
私個人、恵比寿のエコー劇場での公演は人生で2年振りでございますが、あんなにも素敵なところでまたお芝居ができるのだと楽しみにしております。
座席数は約150くらい、私の好きな小劇場のひとつです。
そんな40年以上の歴史のあるエコー劇場で催されます、『おざなりのリカージョン』。
我々役者陣が深くもぐれるよう、あるいは何かお客様への心の引っ掛かりになりますよう、改めて公演タイトルを確認してみました。
おざなり。
多くの人は聞いたことがあるでしょうし、なんとなくは意味もわかる、ちゃんと説明できる人もいると思います。
なおざり、なんていう字面も意味もどことなく似ている言葉もあって混同しがちですが、このおざなりとは。
【お座成り(おざなり)】
いい加減に処理する、間に合わせること。その様子。
「座」はお座敷を意味し、江戸時代にはお酒の席でその場限りの行動をとることを「座成り」と呼んだそう。
頭の「お」は尊敬の接頭語、ですが敬語をつけることで皮肉をあらわしてるようです。
【Recursion】
再帰。
日本語だと、再帰的、といった表現で使われることが多いように思います。
なんていうんですかね、たとえば『自分のしたことは自分に帰ってくる』みたいなものにも使われたり、とか。
ふむ。
なるほど。
直訳といいますか、単純な意味としてはこういうことなんですね。
なんていうんでしょうか、日本語独特のリズム感というか口当たりの良さというか。
奥歯が擦りきれるまで咀嚼して反芻して吸収して身に纏ってでーーーーんと舞台に立ってお客様に提示して。
がんばろう。
最後に写真でも載せようと思ったのですが自分の写真なかったので近所のぶたさんでも載せておきます。