【次回公演】

劇団なのぐらむ第46回公演

『最期まで晩餐』(仮)

戯作・演出 鈴木 実

日程 2024年5月30日(木)~6月2日(日)

会場 池袋シアターグリーン BIG TREE THEATER


出演者を募集中です。

ご出演を希望される方はワークショップオーディションにご参加ください。


《ワークショップ概要》

●日程

1/14(日)、1/20(土)、1/28(日)、2/3(土)、2/17(土)、2/25(日)、3/3(日)、3/10(日)


●時間

13時~15時 ※ウォームアップの時間を含みます。


※いずれか1日ご参加ください。

※ご応募の締切は、開催日前々日の24時です。


●場所

東京23区内施設

※具体的な場所につきましては、ご応募いただきました方にのみお知らせいたします。


●参加費用

1日 1000円


《出演にあたっての条件》

◆心身共に健康な20歳以上の男女

◆演劇作品への出演経験を有する方

◆4月中旬から始まる稽古に原則全日出席可能な方

(週5~7日、平日は夜間2時間程度、週末・祝日は午前 ~夜間の最大8時間程度)

◆芸能プロダクションに所属されている場合は、ご自身で出演の許可を得て頂ける方



ご応募はこちら。

https://forms.gle/zUc83Qe1RDfoHojt5

死生観

初めまして、この度劇団なのぐらむさんの公演に参加させて頂くことになりました諸橋直哉と申します。
ブログに何かしら書こうということで筆をとったのですが、なにを書こうか。
ここは折角なのでネタバレにならない程度に自分の好きな辞世の句と共に内容を紹介しようかと。
とある山荘で起こるトラジディのようなコメディでございます。
死ぬのって怖いけれども、それを予期し始めたあたりから怖いという受け入れるものになってくるのだろうなぁ、と。
そうした思いを示していて、自分がこれまで生きてきた中で感銘を受けたのがこの二つです。

藤村操 辞世の句

厳頭之感

悠々なる哉天襄 
遼々なる哉古今 
五尺の小躯を以て比大をはからむとす 
ホレーショの哲学竟に何等のオーソリチィーを値するものぞ 
万有の真相は唯一言にしてつくす、 曰く「不可解」我この恨を懐いて煩悶終に死を決す。 既に厳頭に立つに及んで 
胸中何等の不安あるなし 
始めて知る、 大いなる悲観は大いなる楽観に一致するを 



心身の不自由が進み、病苦が堪え難し。去る六月十日、脳梗塞の発作に遭いし以来の江藤淳は、形骸に過ぎず、自ら処決して形骸を断ずる所以なり。乞う、諸君よ、これを諒とせられよ。平成十一年七月二十一日 江藤淳


劇場でお待ちしております。
もし宜しければ、ご予約を頂けると嬉しいです。




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