死生観
初めまして、この度劇団なのぐらむさんの公演に参加させて頂くことになりました諸橋直哉と申します。
ブログに何かしら書こうということで筆をとったのですが、なにを書こうか。
ここは折角なのでネタバレにならない程度に自分の好きな辞世の句と共に内容を紹介しようかと。
とある山荘で起こるトラジディのようなコメディでございます。
死ぬのって怖いけれども、それを予期し始めたあたりから怖いという受け入れるものになってくるのだろうなぁ、と。
そうした思いを示していて、自分がこれまで生きてきた中で感銘を受けたのがこの二つです。
藤村操 辞世の句
厳頭之感
悠々なる哉天襄
遼々なる哉古今
五尺の小躯を以て比大をはからむとす
ホレーショの哲学竟に何等のオーソリチィーを値するものぞ
万有の真相は唯一言にしてつくす、 曰く「不可解」我この恨を懐いて煩悶終に死を決す。 既に厳頭に立つに及んで
胸中何等の不安あるなし
始めて知る、 大いなる悲観は大いなる楽観に一致するを
遼々なる哉古今
五尺の小躯を以て比大をはからむとす
ホレーショの哲学竟に何等のオーソリチィーを値するものぞ
万有の真相は唯一言にしてつくす、 曰く「不可解」我この恨を懐いて煩悶終に死を決す。 既に厳頭に立つに及んで
胸中何等の不安あるなし
始めて知る、 大いなる悲観は大いなる楽観に一致するを
劇場でお待ちしております。
もし宜しければ、ご予約を頂けると嬉しいです。